症例紹介 - 外科矯正症例
CASE 07
主訴 | 前歯から奥歯まで咬み合わせが反対 |
診断名・おもな症状 | 叢生を伴う骨格性反対咬合、顎変形症 |
年齢 | 17歳 |
治療に用いた装置 | マルチブラケット装置 |
抜歯部位 | 上下左右第一小臼歯 4本、上下左右第三大臼歯 4本 |
動的治療期間 | 3年10か月 |
治療費 | 健康保険 |
治療のリスクと副作用 | 1.矯正装置がついているため歯磨きが複雑になり歯肉炎や虫歯になりやすくなります。 2.歯根吸収、歯肉退縮、歯髄充血、歯髄壊死、顎関節症を発症する危険性があります。 3.患者様の協力が得られない場合は治療期間の延長や治療結果への悪影響が起きることがあります。 4.装置装着後に不快感がありますが1~2週間で慣れてきます。 5.全身麻酔に伴いごく稀に生命に危険があります。術後下唇に麻痺の起きることがあります。 |


上下左右第一小臼歯4本と上下左右第三大臼歯4本を抜歯して、叢生を除去し上下顎骨切り同時移動術により骨格性反対咬合を改善し緊密な咬み合わせをつくり自然な美しい口元に改善しました。単に第一小臼歯を4本抜歯しただけで充分に口元や顔を変えることはできません。抜歯スペースを最大限利用する技術と口元と顔を設計する技術が担当医には要求されます。理想的な結果に導くためには矯正医の能力はもちろん患者さんの意思と覚悟が必要です。
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